2026/08/26
なぜプリント基板は緑色が多いの?

プリント基板を見ると、緑色のものをよく見かけます。
この緑色は、基板表面を覆うソルダーレジストの色です。
実は、レジストは緑色だけでなく、赤・青・黒・白など、さまざまな色があります。
それでも緑色が多い理由のひとつが、目視で確認しやすいことです。
基板には黒や白、銀色などさまざまな色の部品が実装されます。レジストと部品の色が近いと、部品の輪郭や実装状態が分かりにくくなります。
その点、緑色を背景にすると、黒や白、金属色の部品が目立ちやすく、部品や異物などを確認しやすくなります。
つまり緑色は、さまざまな部品を目立たせる「背景色」として使いやすい色なのです。
ちなみに、映像の撮影で使われるグリーンバックも、周囲の色と区別しやすいことが理由のひとつです。
基板のレジストとグリーンバックに直接の関係はありませんが、どちらも「緑を背景にすることで、対象を見分けやすくする」という共通点があります。
普段何気なく見ている「緑色の基板」も、実は目視しやすさという点で、理にかなった色なのかもしれません。