2026/08/26
リフロー温度は高ければいい?フラックスの働きから考える適正温度
はんだペーストに含まれるフラックスには、基板や部品表面の酸化膜を取り除き、はんだが表面になじみやすくする働きがあります。リフローでは、このフラックスを適切に働かせることが、良好なはんだ付けにつながります。
温度が低すぎると
フラックスが十分に働かず、酸化膜を除去しきれないため、はんだが広がりにくくなり、濡れ不良につながることがあります。
温度が高すぎると
フラックスの揮発や熱分解が進み、必要な温度域に達する前に成分が失われることで、本来の働きが十分に得られなくなることがあります。また、揮発成分が急激に発生すると、はんだの中にガスが残り、**ボイド(はんだ内部にできる空洞)**につながる場合もあります。
フラックスは、温度を上げれば上げるほど良いというものではありません。フラックスが適切に働く温度と時間でリフローすることが重要です。
